車の運転が好きで、自動車学校で指導員になりたいと考える人もいるかもしれません。
指定自動車教習所に就職する際の応募資格は、普通自動車免許を持っていることを条件にしているところがほとんどで、条件に無事故無違反を加えている場合もあります。
指導員になるには国家資格である指定自動車教習所指導員を有する必要がありますが、多くの場合は就職後に取得します。
また、資格取得支援制度を設けている自動車学校がほとんどです。
就職後は審査合格を目指して勉強しつつ、3ヶ月から半年間は指導員見習いとして働きます。
業務内容は教習生に対しての案内や写真撮影、データ入力などです。
業務以外に90時限の事前教養を受講し、公安委員会が行う56時限の教育研修を別途受講しなければいけません。
教習指導員の審査は数日間にわたって行われるのが一般的で、試験の内容は各都道府県ごとに違います。
さらに合格後も実践的な知識を身に付ける24時限の現場事後教養を受講する必要があります。